もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【15.08.20】愛知県と静岡県の保険医協会の皆様が国会事務所に要請に来られました。

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8月20日、愛知県と静岡県の保険医協会の皆様が国会事務所に要請に来られました。

  愛知県保険医協会の皆様は、「安全保障関連法案に反対する愛知県の医師・歯科医師緊急アピール連盟要請書」をもってこられました。
第一次分として774名の賛同されている医師のお名前が書かれています。
「私のひと言」欄には、
◆「戦争は、各国の支配層の資源、市場をめぐる争いです。一般国民はその争いに動員され、犠牲になるのです。『国益』とは一部の支配層の利益にほかなりません。それを共通の利益であるかのように言いくるめているのです。そして安倍首相のいう『戦後レジュームからの脱却』は戦前レジュームへの回帰であろう。次は治安維持法か?」(春日井市)

◆「私が子供の頃(昭和40年代)、近所に戦争で腕を失った人や、御主人をなくされた人、名古屋空襲で家を焼かれ、独り住んできた人などがたくさんいました。今の自民党の国会議員で、威勢のよい人たちは、実感としてのつらい記憶を忘れているようです。戦争=人が死ぬことにすぎません。自分が、自分のまわりの大切な人が死ぬことになることをよく理解すべきです。(岩倉市)

◆「いのちを守ることを生業とする者として。人間が殺し合う戦争を認めることはできません。」(名東区)

◆「逆コース。進入禁止の道を猛進する破滅へ一直線」(安城市)

◆「日本が再び戦争にまきこまれることには絶対反対です。また、防衛費(軍事費)がのびていることに大きな不安を持っております」(長久手市)

◆「平和憲法を守れ!の一言につきます。世論無視のやり方に怒りを感じます。頭の狂った論理の判らぬ自民党には政治は任せられません。」(大府市)

◆「『国民の声を聞かない』『人を殺してもよい、殺されてもよい』法案は、誰のための法案でしょうか。被災住民を守れない政府が、なんで国民を守れるのでしょうか。安全保障関連法案、労基法改正法案に絶対反対。(豊橋市)

◆「憲法をないがしろにしている安倍内閣にしがみついている公明党の責任やいかに」(高浜市)

◆「社会保障を削る目的が、海外で戦争する国づくりであることがはっきりしてきました。その大本を正さないと、命も暮らしも守る社会は実現しません。」(中村区)

 など、命を守るお医者様の思いがぎっしり書かれています。

 静岡県保険医協会の皆様からは、静岡県内の自民党員や自民党支持の医師の方でも「この法案だけはだめだ」と言われるお医者様が結構いらっしゃり、世論を一層広げていきたいとのお話がありました。

 また、静岡県内では、中部電力がテレビのCMや新聞の一面広告などイメージアップに躍起になっており、浜岡原発再稼働のための準備ではないかと懸念しているとのお話もありました。
 浜岡原発の過酷事故における避難計画のアンケートを31?県内の11自治体にある病院・有床診療所・介護入所施設に行ったところ、避難計画を立てている施設は回答した68施設のうち1施設のみとの実態も示されました。

 命を軽視する政治をご一緒に変えていきましょう!と意気投合した懇談となりました。

 来ていただき、本当にありがとうございました<(_ _)>

 

 

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