もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【14・03・22】「ハルモニから若い世代へ~日本軍「慰安婦」問題を考えるつどい・愛知~」に参加

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 3月22日、日本軍「慰安婦」制度によって被害をうけた韓国の女性を迎えた「ハルモニから若い世代へ~日本軍「慰安婦」問題を考えるつどい・愛知~」に参加しました。
 会場からあふれ出るぐらいの500人以上の方がつめかけました。
 会場に入れなかった方もいたそうです。
 主催は、日本軍「慰安婦」問題を考えるつどい・愛知実行委員会の皆さんです。
 日本軍「慰安婦」制度の被害者の女性たち10人が共同生活する韓国の「ナヌムの家」から姜日出さん(85歳)が来てくださいました。
 
 高校生はじめ若者たちによる舞踏や日本軍「慰安婦」問題を描く朗読劇や歌などもありました。
 姜日出さんは、慶尚北道尚州郡安東面出身で、両親が畑仕事をして家にいないときに突然、日本人がきて、中国(現在の瀋陽)に連れていかれたこと、「慰安所」で抵抗し、暴力をふるわれ、いまだに頭に傷があること、日本人が入ってくると震えが止まらなかったこと、当時の傷が体中にあることなどお話をしてくださいました。
 姜さんは、今、日本政府が戦争しようとしているのではないかと危惧を抱いておられ、「戦争は絶対にしてはならない」と語られました。また、「若い人には、国を守るためにも安倍政権に絶対についていってはいけない」と強調されました。
「名古屋の皆さんを守るためにも戦争しないように私もがんばる。何かあったら私が名古屋の皆さんを助けます」とおっしゃってくださいました。
深い傷を負いながら、そう語ってくださる姜さんの言葉に胸がいっぱいになりました。
 私が国会秘書の時に八田ひろ子参院議員(当時)が発議者となって戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法案(共産・民主・社民提出)を出しましたが、日本政府にたいして、事実の徹底した解明、被害者にたいする公式の謝罪、その誤りを償う補償、将来にわたって誤りを繰り返さないための歴史教育など一刻も早く実行させるために引き続きがんばっていきたいと思います。

 
 後日、3月24日の金山総合駅前の早朝宣伝で、偶然、中部国際空港へむかう姜日出さんたちと出会いました。22日のつどいでの姜さんの言葉が思い出され、とても感激しました。
 ナヌムの家の方からは、「ナヌムの家には、笠井あきら衆院議員が2回こられました」とのお話をお伺いし、上記のことを実現するために全力をあげることをお話しました。

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