もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【12・01・19】設楽森林組合長と懇談、津具森林組合でも懇談/設楽ダム建設予定地/ある労働者後援会の皆さんのTPP問題学習会でお話をしました

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設楽森林組合長と懇談、津具森林組合でも懇談と現場見学

 
 1月19日、河江明美衆院東海比例予定候補、八田ひろ子元参院議員、田中くにとし設楽町議と一緒に、羽谷米三(はがいよねみ)設楽町森林組合代表理事組合長と、林業問題をテーマに意見交換しました。
 党東三地区委員会主催のTPP(環太平洋連携協定)反対決起集会(1月28日、豊橋市)のご案内もさせていただきました。

 羽合組合長は、「林業はかなり前から輸入自由化が行われ、すでにTPP参加と同じ状況にあります。大手ハウスメーカーが安い輸入材を大量に仕入れるため、国産材は売れず、組合で出荷しているのは間伐材ばかり。木材価格が今よりも下げられたら、とてもやっていけません」と話します。また、「日本は湿気が多い風土なので外材は腐りやすい。しかし、国産材を使った家は100年、150年と長持ちするところが少なくありません。昔は、南向きの住宅には山の南側で育った木を使うなど、木の特性を生かした工法を採用していたためです」とお話してくださいました。
 設楽町が独自に行っている木材の搬出費用の補助は大変喜ばれているそうです。役に立つこうした支援を拡充し、各地に広げたいと思いました。
 国や県へのご要望として、▽補助金制度を利用しやすく改善する▽作業中の事故などに緊急対応できるよう、山に携帯電話中継局を設置する―など出されました。

 河江比例予定候補は「日本の森林は国土や環境の保全、水資源の涵(かん)養など国民生活に不可欠な役割をはたしています。木材消費量の8割弱が輸入材という現状を転換し、地域経済と低炭素社会に不可欠な産業として、林業・木材産業を再生させるため党として全力を尽くします」と述べました。

 私は、今、注目を集めている木くずを発電に生かすなどバイオマスエネルギーの取り組みの可能性についてお伺いしました。
 それについては、設楽町だけでなく、もう少し広域で取り組まなければ採算的に難しいとのお答えでした。広域にわたる事業であり、国や愛知県の取り組みの重要性を痛感しました。
 大変勉強になりました。

 お忙しいなか、お時間をとっていただき、本当にありがとうございました。

 
 午後からは、設楽町内にある津具森林組合も訪問させていただきました。愛知県森林組合連合会の村松幹彦会長のお地元とあって、津具森林組合の皆さんは、山の境界線の確定作業で県内でも進んだ取り組みを行ってみえます。今回は、ぜひそのお話をお伺いしたかったので、大変勉強になりました。
 境界線の確定のマップを見させていただきましたが、本当に細かく所有者さんが分かれています。「山主さんとの連絡が一番大変だった」とのことでした。愛知県、その後は設楽町の予算をつけて、2人の職員さんを雇って進めたそうです。

 山の所有関係に詳しい方が、だいたい必ず地域にはいるそうで、そうした方々のお力もお借りして進められたそうです。所有関係に詳しい皆さんが元気なうちに確定作業を進めていくことの重要性も痛感しました。

 境界線が確定するなかで、森林組合に山主さんから間伐などの仕事も入り、仕事も増えるので、とてもよい事業だと言ってみえました。この取り組みも各地で進めていきたいと思いました。

 広葉樹の植樹の現場も案内していただき、見させていただきました。
 森林所有者さんは、植林の費用を出す力がなく、皆伐後、放置されていたそうですが、新城にある会社から、地元の種から芽を出した広葉樹を1000本もらって、愛教大付属の子どもさんや中京大の皆さんの力も借りて植樹されたそうです。
 鳥獣被害にあわないように、渥美の漁協に海苔網をもらって、村松会長も自ら動いて400mの柵を設置し、一本ごとにカバーもちゃんとつけてありました。大変なご苦労です。
 しかし、取り組んだ子どもさんは、とても喜んでみえたそうです。

 お忙しい中、現場まで案内していただき、本当にありがたかったです。どうもありがとうございました。

 

 

設楽ダム建設予定地

 
 雪模様の設楽ダム建設予定地は初めてです。水もきれいでした。

 設楽ダム建設予定地に行く途中、土砂崩れのような場所がありました。断層のようです。予定地は、地盤が弱いといわれる場所であり、ますます心配になりました。

 

 

ある労働者後援会の皆さんのTPP問題学習会でお話をしました

 設楽町から名古屋市に急いでもどって、TPP問題の学習会で映像も使ってお話をさせていただきました。
 アメリカのカーク通商代表は、書簡のなかで、「TPP協定を通じ、(アジア太平洋地域で)アメリカの競争力と、雇用を創出する経済的機会のアメリカの取り分を高めることを、私たちは狙っている」と表明しています。こうしたアメリカ狙いや農林漁業、食の安全、医療、公共工事、海外の企業の参入障壁の問題、交渉内容の4年間秘匿の合意などなどその影響をお話し、TPP参加を阻止するために力を合わせましょう、と訴えました。

 「どうしてこんな重要な問題をもっとマスコミは知らせないのか」、「社会保障も昔はヨーロッパ型でよかったのにアメリカ型になってしまう」、「わかりやすくみんなに知らせるにはどうしたらいいか」などなどご意見が出されました。
 今度は、「社会保障と税のことを知りたい」という積極的な提案もありました。
 定期的にこうした学習会に取り組まれている皆さんのとりくみは、本当にすばらしいです!

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