もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【11・10・17】ヘリコプターが行き来――愛知県内の放射線量を測る航空機モニタリング?

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 10月17日、ヘリコプターが空を行き来していました。
 
 もしかして、あれが、愛知県内の放射線量を測る航空機モニタリングかもしれないとヘリコプターを眺めていました。

 文部科学省、愛知県の発表では、現在、愛知県内で航空機モニタリングを行っています(10月14日(金)から1週間程度)。

文部科学省による愛知県内の航空機モニタリングについて

(文部科学省資料より)

                             平成23年10月13日
                                 文 部 科 学 省

1.文部科学省による愛知県内の航空機モニタリングについて

 文部科学省は、これまで、広域での放射性物質の分布状況の把握、今後の避難区域等における線量評価や放射性物質の蓄積状況の評価のため、東京電力(株)福島第一原子力発電所から100kmの範囲内(福島第一原子力発電所の南側については、120km程度の範囲内まで)のほか、近隣県について航空機モニタリング※を実施してきた。
これに加えて、本モニタリングでは、より広域の放射性物質の影響を把握するため、愛知県についても、航空機モニタリングを実施する。
なお、本モニタリングは、民間ヘリコプターに米国エネルギー省から借用している航空機モニタリングシステムを搭載して、(独)日本原子力研究開発機構が測定を実施する。

※航空機モニタリング:地表面の放射性物質の蓄積状況を確認するため、航空機に高感度の大型の放射線検出器を搭載し、地上に蓄積した放射性物質からのガンマ線を広範囲かつ迅速に測定する手法

2.文部科学省による愛知県内の航空機モニタリングの詳細

○測定実施日:10 月14 日(金)から1 週間程度
*準備状況、天候によって実施日の変更あり。

○航空機 :民間ヘリコプター(BELL412SP)

○対象項目 :愛知県内(別紙参照)の地表面から1mの高さの空間線量率、
及び地表面への放射性セシウムの沈着状況

○公表方法 :文部科学省より公表。

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文部科学省による愛知県内の航空機モニタリング

※モニタリングにかかる期間は、現地の天候等によって変更あり

※山間部は、低高度の飛行が困難であることから、測定結果が取れない可能性あり。
(モニタリング仕様)

・測定メッシュ:3km(人口が多い箇所や空間線量率が高い箇所については詳細に
調査)

・測定目標高度:150~300m

・測定期間:10月14日から1週間程度

・モニタリング項目:愛知県(上図枠線内部分)の地表面から1mの高さの空間線量率、
及び地表面への放射性セシウムの沈着状況

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