もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
くらし守る

【10・11・29】日本福祉大学の自治会の皆さんと懇談―高い学費、就職難が若い人を苦しめている―変えるために頑張っている皆さんに敬服

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 11月29日、日本福祉大学(愛知県美浜町)の全学学生自治会連合を訪ね、学費負担やアルバイト、就職活動などの実態をお伺いし、懇談させていただきました。

 かわえ明美准中央委員、中村吉男愛知県青年学生部長、鈴木美代子美浜町議、山本辰見美浜町議も一緒です。

 私たちは、JR千種駅から金山総合駅に行き、名鉄の金山駅から知多奥田駅まで電車で行きました。交通費は全部で片道1130円。往復すると2260円。
 この交通費も学生の皆さんにとっては、本当に大変だろうと思いながら知多奥田駅に到着しました。

 自治会から委員長はじめ7人の学生さんが参加してくださいました。

 自治会の皆さんは、「2011年度国立大学運営費交付金・私立大学等経常経費補助の削減をやめ、増額してください」という署名を1213筆とったり、学生の皆さんにアンケートを1303人分とったりして、学生の皆さんの思いを大学運営や国政、地方行政にも生かそうとがんばっています。
 そういう地道な取り組みや誠実なお話に心を打たれました。

 自治会の皆さんが行った学生アンケートでは、80%が「学費負担が重い」と答えています。そして、「家族や親せきに苦労をかけてつらい」と560人の学生さんが答えています。優しい学生さんたちの心持ちに涙がでそうになりました。

 そして、奨学金の返済が不安と答えている学生さんも438人います。卒業時には645万円もの借金になるとのお話も伺いました。世界一高い学費を下げることは、本当に最重要な課題です。

 アンケートの一言欄には、「奨学金を月8万円借りているのですが、返済がとても不安です。本当は大学院にも行って勉強したいのですが、お金のことや就職のことも心配です」との声が寄せられたそうです。

 生活費や学費のためにアルバイトをしている学生さんも多く、委員長から「深夜から朝までアルバイトをしている学生もいる。勉強や寝る時間がない」、「学費も生活費も自分で稼ぐのが条件で月に十数万円のバイトに追われている」の声を紹介し、「国が大学に出す予算が少なすぎる。学費を下げ、給付制奨学金を創設すれば、家庭の事情で大学をやめる仲間を出さないですむ」と訴えました。
 
 副委員長からは「学ぶことは大切なのに、家族に迷惑がかかってしまう。解決にむけ皆で声を上げるために、学生自治会が大事だと思う」と語りました。
 
 就職活動では、「3年生も就活に懸命で、落ち着いて学問に取り組めない」、「福祉を学んでも5割以上が一般企業に行く。福祉職場は賃金・労働条件が劣悪で生活できないからだ」などの発言がありました。
 「自分の手首を切って、就活の苦しみから逃れようとした学生もいる」、「会社面接の交通費を稼ぐために、アルバイトを増やさざるを得ない」などの実態も話されました。
 
 委員長は、学費引き下げを求めた国会要請、経済団体に学生の声を届ける活動、学生の統一要求をまとめ大学側に提出する活動の準備状況を報告しました。

 
 女子学生の皆さんからは、通学路やアパート付近は暗い道路が多く、痴漢の被害も拡大していることや、障がいをもった学生さんが狭い道を車いすで通うときに道から落ちてしまったことなどの訴えがありました。現場調査を徹底し、安全な町づくりのために、町長に話し合いを申し入れることになりました。
 鈴木美代子美浜町議、山本辰見美浜町議も動いてくださるそうです。
 
 学生の皆さんから伺った貴重な話を私たちの活動にも、しっかり活かして、若い人が希望をもてる日本に変えていくためにがんばりたいと痛切に思った懇談でした。

 日本福祉大学自治会の皆さん、本当にありがとうございました。

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