もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
くらし守る

【10・4・19】金山総合駅前で早朝宣伝/JA豊橋組合長、常務理事の皆さんと懇談~冷温被害や農業再生について~/堀内一孝福市長と懇談/豊橋市職員労働組合を訪問/東愛知新聞社 藤村圭吾代表取締役と懇談/東海日日新聞社 鈴木良征取締役報道部長と懇談/豊橋民商訪問/豊橋駅前で宣伝/名古屋笹島交差点で宣伝

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金山総合駅での早朝宣伝

 
 4月19日早朝は、金山総合駅前で、八田ひろ子元参院議員、うめはら紀美子名古屋市議と一緒に宣伝を行いました。
 新政権にたいする怒りの声や「かんばれよー」という激励をいただきました。とりわけ高齢者の方々は、後期高齢者医療制度の廃止の先送りや保険料の値上げで怒ってみえることを日々痛感します。
 戦争の時代は、私たち若いものには想像もできないようなご苦労をされ、戦後も食べるものもままならない多くの方々がいるなかで、日本をここまでつくってきてくださった皆さんへの敬意のかけらもない後期高齢者医療制度は、今すぐ廃止しなければなりません。

JA豊橋組合長、常務理事の皆さんと懇談

 
 JA豊橋に伺い、白井良始組合長、林順一常務理事と懇談させていただきました。
 八田ひろ子元参院議員、伊達勲豊橋市議、斎藤ひろむさん、鈴木みさ子さんと一緒です。

 「農家なくして日本の農業はありえない」―その言葉が印象的でした。都市部に住む私たちは、私たちの命の源である「食」を支えてくださっている農家の皆さんに日々感謝をしながらくらしていかなければなりません。そして、その役割にふさわしい社会的評価、政策、予算で、農家の皆さんにそのことを実感してもらえるようにしてこそ、農業は再生すると思います。

 「もうかっている企業が、農業にそのお金をまわして社会貢献してくれてもいいのではないか」との言葉も印象的でした。
 工業製品の輸出のために日本の農業が犠牲になってきたことからくる言葉だと受け止めました。また、経営者や働いている労働者の健康を支えているのも農業です。

 戸別所得補償制度については、豊橋では、お米の生産は、全体の5%で、しかも、補償額が低いので、計算すると減反に協力しないで全部つくった方が得をする農家もいるため、お米を生産する農家でも戸別所得補償制度に参加しない方も多くみえることを教えていただきました。「説明会では400人くらいが参加し、160人くらいが参加するのではないか」と言われました。
 米価も下がるなかで、補償額が低すぎます。

 豊橋でも昨年の台風18号の被害がありました。18号の塩害被害の影響は今でも心配されています。
 台風18号で、実際に農家をやめられた方がみえましたが、自然災害で被害にあった農家を救済することは、国の最低限の仕事だと思いますが、実際にはそうなっていません。農業共済制度が不十分で、そもそも農業では内部留保もできないような大変な経営になっているからです。

 私は、民主党政権のもとで、農林水産予算の総額が、34年前の水準に下げられたことに驚いていることを率直にお話しました(2010年度の農業水産予算―2兆4517億円で前年度より1088億円削減 前年度比96.8%)。
自給率を上げるというなら、所得補償、価格保障の抜本的充実のためにも予算の増額が必要です。もちろん、日米FTAや日豪EPAは中止しなければなりません。

 また、新政権の「事業仕分け」のなかで、農業共済の国庫負担金が3分の1程度の縮減と指摘され、農家の皆さんの強い反発のもとで、農業共済事務費負担金は、8%の削減、農業共済掛金国庫負担金も7.3%削減になったことなどの状況もお話しました。

 農業共済について、日本では、運営費に占める政府負担の割合は、約5割にたいして、韓国やカナダは、政府が10割となっています。
 共済掛金国庫負担金についても、保険料政府負担金は、日本が約50%であるのにたいして、カナダ約60%、アメリカ約60%、スペイン約60%と日本の政府負担割合はけっして高くありません。
 
 私は、共済制度が不十分であることを台風18号被害の際に痛感しました。国にも台風18号被害農家の救済や共済制度の充実を交渉してきましたが、民主党政権は真剣に考えていただきたいと思います。

 今回の冷温被害について状況をお伺いすると、柿については、8月、9月ごろまで様子を見ないと現状ではわからないとのことでした。キャベツについては、よいところと悪いところがあり、個別で見ていかなければならないとの指摘がありました。
 
 懇談をさせていただき、大変勉強になりました。引き続き、農業問題については力を入れていきたいと思っています。

豊橋市の堀内一孝副市長と懇談

 
 堀内一孝副市長と懇談させていただきました。
 八田ひろ子元参院議員、伊達勲豊橋市議、梅村直子豊橋市議、鈴木みさ子さんと一緒です。
 低温被害については、まだ情報がきていないとのことでした。
 戸別所得補償制度については、書類の多さなど手続きが大変である点など指摘がありました。また、制度がまだまだ理解されておらず、職員の皆さんが夜な夜な電話などをして説明に努力をされているそうです。説明をすると「それだけしかもらえんのか」などの声があがっていることもお話がありました。

 

豊橋市職員労働組合訪問

 豊橋市職員労働組合へも訪問させていただき、ごあいさつをさせていただきました。

東愛知新聞社・藤村圭吾代表取締役と懇談

 東愛知新聞社に訪問をさせていただき、藤村圭吾代表取締役と懇談をさせていただきました。普天間基地問題でのご意見などもお伺いできて大変有意義なものでした。
 私からは、参議院選挙で訴えたいことなどをお話させていただきました。

東海日日新聞社・鈴木良征取締役報道部長と懇談

 東海日日新聞社に訪問させていただき、鈴木良征取締役報道部長と懇談をさせていただきました。ここでも普天間基地問題が話題になりました。
 私からは、参議院選挙で訴えたい問題などをお話させていただきました。

豊橋民商さん訪問

 豊橋市内の中小零細企業の皆さんの状況をお伺いしました。
 リーマンショック以降、造船関係の仕事もどんどん減って大変になっている状況や、地元業者に発注するしくみについてなどご意見をお伺いしました。
 リース料の支払い猶予は一歩前進ですが、直接支援をもっともっとしていかなければなりません。

豊橋駅前で宣伝

 
 豊橋駅前で、八田ひろ子元参院議員、伊達勲市議、斎藤ひろむさんと宣伝をさせていただきました。演説をじっと聞いてくださり、大きく手を振ってくださる方など大変励まされました。

名古屋笹島交差点で宣伝

 
 名古屋に移動し、笹島交差点で八田ひろ子元参院議員とともに演説をさせていただきました。
 「がんばってね」と声をかけてくださる方、アイシンのサービス残業問題で働く人と力を合わせて未払い残業代を支払わせたことをお話しているとチラシをとりにみえる方もいました。
 名古屋駅前では、大変長時間労働が多いと、労働基準監督署の職員の方も嘆いてみえましたが、人間らしく働けるルールをつくるためにますますがんばりたいと思います。

 

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