もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
くらし守る

【10・03・05】NTT11万人リストラ―大阪から名古屋への配転は不当!最高裁で勝利 勝利報告集会でお祝いのごあいさつ

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 NTT11万人リストラに伴って、NTT西日本は、「50歳退職・賃下げ再雇用」に応じず、NTT西日本にのこった労働者を見せしめ的に多くの労働者を大阪から名古屋へ遠隔地に配転しました。

 「こんなことはおかしい!」と労働者が立ち上がり、裁判に訴えました。

 昨年12月8日、最高裁判所の判断により、NTT西日本にたいし、原告17名全員に総額900万円の慰藉料を支払うように命じた大阪高裁判決が確定しました。一方的に強行された大阪(兵庫)から名古屋への遠隔地配転が、違法・無効であるとの判断が確定しました。

 この勝利を報告する集会が3月5日、大阪市内で開かれました。

 私も八田ひろ子元参院議員、愛知NTT党委員会の丸山さんと一緒に大阪に行き、集会に参加させていただきました。そして、お祝いのごあいさつをさせていただきました(写真は八田ひろ子さんのカメラのなかにあるので、後日アップします)。

 

 
 集会には、国会秘書時代に大変お世話になった通信労組の岩崎俊元委員長(現在、顧問)や宮本たけし衆院議員、山下よしき参院議員、清水ただし大阪選挙区予定候補、小谷みすず府議も参加。

 

 
 

 

 
 愛労連の福田秀俊さんもあいさつされました。

 大変にぎやかな集会で、原告の木村清一さんはじめ皆さんの元気な笑顔をみて、幸せいっぱいになりました。 

 判決の中では、大阪から名古屋への遠隔地配転を「業務上の必要性があったとは到底認めることはできない」との記述もあります。

 八田ひろ子さんが参議院議員だった当時、業務上必要もないのに、NTTが介護や看病をしながら働いている労働者を遠隔地に配転している実態を告発し、不当な配転をやめさせるよう国会質問で政府に迫っていました。

 私も国会秘書として、質問準備などこの問題に取り組んできました。

 職場でがんばる皆さんと力を合わせて、介護・看病をしながら働く方や障害をもった方の遠隔地配転を撤回させることができました。

 今回、国会質問でとりあげた方を含めて裁判でも勝利し、NTTの不当なやり方が断罪されたことは画期的で、本当にうれしいです。

 八田ひろ子さんは国会質問する時、いつも言っていました。「現場でがんばる皆さんがいるからこそ、国会で堂々と質問することができる」―。このNTTの問題でも、職場でがんばる皆さんがいたからこそ、国会で取上げることができました。

 原告や支援者の皆さんの勇気と正義をつらぬく強い思いに、私は、今もパワーをいただいています。

 政府が47%の株を所有するNTTがこんなことをするなんて絶対に許せません。これを許しておけば、働く人はだれも救われなくなってしまいます。

 「50歳退職・賃下げ再雇用」をやめさせるまで、皆さんと一緒に絶対にがんばるぞ!そのためにも参議院選挙で勝利したい!と強く思いました。

大阪はやっぱり日本共産党が強い

 
 会場は、此花会館というところでした。此花区は日本共産党が強いところだなと思って、会場ちかくのJR「西九条駅」前に着くと、さっそく日本共産党の事務所がありました。ポスターもありました。さすが日本共産党の強い大阪。

 会場で、大阪選挙区の清水ただしさんともエールの交換もしました。山下よしき参院議員からは「全国どこでも応援にいきまっせ!」と、そして宮本たけし衆院議員からも「がんばろうな!」と力強いお言葉もいただきました。

 愛知でも絶対にがんばるぞ!

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