もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
くらし守る

【10・02・16】岩倉小規模多機能ホーム・ちあき訪問

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 2月16日、岩倉小規模多機能ホーム・ちあき(尾張健友福祉会)を訪問させていただきました。尾張健康友の会副会長の木村光子さんが案内してくださいました。木村光子さんは、元日本共産党の岩倉市議もされてきた大先輩で、いつも親切にしてくださいます。

 岩倉小規模多機能ホーム・ちあきは、住み慣れた自宅や地域で、その人らしい在宅生活を続けられるように、介護が必要な高齢者を、1年・365日・24時間、通い、泊まり、訪問で柔軟に支援する施設です。

 建物は2月10日、愛知県まちなみ建築賞に表彰された素敵で落ち着くつくりになっていました。 
 退院するけれど自宅での暮らしは不安。泊まりを一ヵ月継続し、家族とともに自宅で暮らす訓練のためにすごすことや、家族が体調をくずし、介護が大変なときの利用など要望に柔軟に対応して、総合的な支援をおこないます。
 小規模多機能ホームの登録定員は25人、通所13人、泊まり4人となっています。登録定員25名はすぐにいっぱいになってしまったそうです。宿泊日数も柔軟に対応してくださるため、介護しているご家族にも喜ばれているそうです。
 併設されているのが、デイサービスセンター・ちあきです。定員は10名です。在宅で生活されている要支援、要介護の方々に、日常生活の介護や自立生活への支援・心身機能の維持などを目的に、日帰りで介護を行うサービスを行っています。
 小規模多機能ホームとデイサービスセンター、地域にこうしたところがあれば、本当に安心です。
 スタッフの皆さんや協力者の皆さんのご努力があってこそ、開設されて、維持されていると思いますが、あちこちにあれば、どんなに安心かと思いました。
地域に開放している「まちの縁側」もあります。ミニギャラリーや勉強会などに場所をかしたりしています。
 問題は、やはり国の制度で決まっている自己負担の問題だと思います。利用料の1割負担のほかに、泊まりのお金や食事代など介護保険では全額自己負担となります。
 安心して介護サービスがうけられる自己負担の軽減は、切実です。国の制度をどうしても変えさせなければなりません。

 

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